この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
運命の人
第3章 結婚生活
そういえば、健人が言ってたな。。。


この人と結婚するって思った。。。


私は、樹にはそういうのは、感じなかった

ちょうどいい結婚相手だと思った

たまに、テレビで素敵な夫婦が同じようなこと、言ってたな


この人と結婚するって思ったんですっ

ビビってきたんですっ


少なくとも、私は樹に対してビビっとこなかった

なら、健人はどうだろう。。。?

ビビっとって言うより、健人はクラクラする

健人にふれられると、電気が走ったみたいに、ビリッとなる

世の中の夫婦で、本当に好きな人と結婚する人って、どのくらいいるんだろう。。。

私みたいに、乗り遅れないようにした人もいるだろうし、好きな人じゃない人と結婚する人もいるだろう。。。

本当に好きだったら、嫌われたりしないんだろうな。。。

泣いてはいけない。。。

声を出さずに流れていく涙を見られないように、布団を頭にかぶっていく

とうに、諦めたはずの結婚生活にしがみついている自分が嫌だ

私の旦那は、もう、私を女と見ていない

性欲処理のセックスはもう、嫌だ。。。

だいたい不公平じゃないっ

自分は、ヤりたい時に勝手に、抱きしめてさわって処理していく

私がヤりたい日は、ハシタナイ。。。そんな目で冷たくする

さっきの冷たい目を思い出した

軽蔑していた目だった

でも、これで土曜日のラブホテルは中止になるかも。。。

少し、安心している私がいた

健人に逢いたくて堪らない。。。

明日は逢えるかな。。。?

図書館に来るとは限らない

でも、私からは逢いにはいけない。。。

抱きしめてほしい。。。

でも、言えない

見るだけでもいい。。。

出来れば、健人の匂いを嗅ぎたい。。。

ヤバい、変態みたいだ

小学生や中学生みたいな恋心に、ドキドキそわそわする

明日のことを考えると、気持ちが落ち着いていく

眠りに落ちた頃、健人の夢を見ていた

夢の中は、樹に縛られることはない

唯一、安心できる場所なのかもしれない。。。

6年で、こんなに気持ちが揺らいでるのに、10年、20年後に、子供がいなくて二人きりのままだったら、私はきっと笑えなくなってる。。。
/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ