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第3章 結婚生活

樹は私をどう思っているんだろう。。。？

今日、初めて愛してると言われた

愛してると言いながら軽蔑した目をしていた

よくわからない。。。

きっと私と同じで、結婚するならちょうどいい相手だったと思う。。。

可もなく不可もないと言う所だろう。。。

樹は、お金の使い道をいちいちチェックする

自分は、パチンコにゴルフ、使い道は教えてくれない

土曜日は、パチンコかゴルフだ

いない間に出かけることは許してくれない


「お前は、羽目を外しすぎるから。。。」


自分はストレス解消に出かけるから問題ないと言う

じゃあ、私のストレスはどうしたらいいの？

１度、反抗してみた


「そんなこと言う主婦はいない」


「私の周りには、いるわ？」


「人は関係ないだろう？」


「自分が先に人と比べて、言ったのよ？」


言い合いになり、喧嘩になった

自由を、じわりじわりと縛るやり方にイライラして、ストレスになる

樹は、私に友達が出来たりするのをすごく嫌がる

自分の知らない所で、自由にするのが嫌なんだろう。。。

じわりじわりと縛るやり方に、納得出来るはずもなく、ストレスはたまる

健人との出来事は絶対にバレないようにしなくてはいけない

健人に迷惑はかけられない。。。

結婚生活を振り返っていくと、不満が先に出て止まらなくなる

良いことも、あったはずだが思い出せない

誕生日は、毎年何もくれない

覚えてはいるが、ケーキさえない

実家にいた頃は、私の好きな料理とケーキで家族に、おめでとうと言ってもらえた

結婚してから、自分で料理を作る

おめでとうさえ言ってもらえなかった

ケーキは、自分で買う程、虚しいことはないから、買ったことはない

しかも、樹は甘いものは食べないから自分で買ったケーキを自分で食べるだけになる

コンビニのケーキでも、プリンでもいいから、気持ちだけでいいのに。。。何度も思った

樹の誕生日には、プレゼントを買い、ケーキを買い、樹の好きな料理を作る

ばかばかしくなり、何度も誕生日をやめようと思ったこともある

でも、心が狭いみたいで、やめた

クリスマスも同じだ

プレゼントは私だけが用意している

プレゼントを買うお金は、自分で臨時に入ってくるバイトをしたりして工面した