パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第25章 真実

「美海の中。。。

こんなに熱くなるのに？

俺のを加えて離さないよ。。。？

こんなになるって知ったら、取られそうだな。。。」


健人の艶かしい声が聞こえる

両手を重ねていくと、手が絡まり繋いでいく


「今日は、他はさわってあげない。。。


中だけで、俺だけを感じて。。。？」



切ない声が聞こえて、どんな顔をしたらいいのかが、わからなくなる


私の中は熱くて溢れていく


健人が欲しくて堪らなかった体が震えている

言葉がいらないくらいに、お互いに感じていく


今まで知らなかった場所は、初めて愛しあえたと感じるくらいに夢中にさせた

今日も、愛しあえたと感じたい。。。

喘ぎ声しか出ない私に、健人の艶かしい感じている声が重なる

体が知っている


健人と、一緒に果てていく方法を、体は知っている


今まで知らなかった快感を知ると、中毒になってしまったかのように味わいたくなる


お互いを焦らしながら、味わっていく


「美海。。。すごく愛してる。。。

誰にも、渡さない。。。

このまま抱きしめ殺したいくらい。。。」


一緒に果てると、体が震えて止まらない。。。

そのまま、意識が翔ぶように白い壁が見える


「私も。。。好き。。。」


健人に全てを預けていくと、安心した




目を覚ますと、ベッドの上にいた

薄暗い寝室で時間を見る

リビングに降りていくと、健人が仕事をしている横に無邪気な海人がいた



「起きた？」


おいでと、手を伸ばしている健人の膝に乗せられていく



もう、離れられない。。。



怖いくらいに、優しく見る健人にゾクリとした


「意識翔ばすほど、よかったの？」


クスクス笑う健人が怖い。。。

きれいな顔を見る


「すごく。。。よかった。。。」


顔を埋めていくように抱きついていく


髪を撫でながら、囁いてくる


「愛してるよ。。。」


拓人に抱かれていたのを見ていたくせに、責め立ててこない。。。

そもそも、カメラはどこにあったんだろう。。。

健人を見ると、クスクス笑う



「カメラ？知りたいの？」


黙って頷くと、キスしてくる


「内緒。。。」


もう、拓人には会えない。。。

不思議と、安心している自分がいた