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第3章 結婚生活

やめよう。。。

やっぱり、虚しいことしか思い出せない。。。

イベントなんてなければいいのに。。。

辛いだけだ。。。

結婚する前より、結婚してからの方が寂しくて悲しい。。。

子供がいたら、違うんだろうか？

子供の誕生日なら、樹は、祝ってくれるんだろうか？

違う。。。祝ってくれないだろう

樹は、自分が１番で他はみんな同じだろう


産婦人科に通ってみたりしたこともある

排卵日を調べたりした

検査もした

作るためのセックスはイヤだと協力さえしてくれなかった

性欲処理だけのセックスのくせに。。。

検査を頼んだ時は、軽蔑した目が私を睨んだ


俺に原因があるわけないだろ？

あるとしたら、女の方に決まっている


この言葉を最後に、病院に通うのはやめた

私に、原因があると言われて傷ついた

結婚記念日の食事もそうだ

旦那、旦那の両親、私の両親。。。

原因は私に、あるかのようだった

出来るわけないじゃない

感じないセックスして、子供なんて出来るわけない

子供なんて欲しくない。。。

私も、母になる覚悟は出来ていない

何で、もっとよく考えて結婚しなかったんだろう。。。

後悔しても、遅い。。。

紙切れ１枚でつながった私達は、法律で繋がれている

簡単に結婚は出来るが、簡単になかったことには出来ない。。。



愛してる



私は、樹を愛してない。。。



樹にとっては、何でもない些細なことでも、私にとっては、些細なことじゃない。。。

男と女では、些細なことさえ違うのだろうか。。。

それとも、樹だから違うんだろうか？

私にとっても、些細なことだと処理出来たらいいのに。。。

そうしたら、うまくいくかもしれない。。。