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運命の人
第27章 時間
「そんなこと。。。

わかってるよ。。。

わかってるけど、時々、苦しくなる

健人がいて、海人がいて、幸せなの

わかってるよ。。。





でも、拒みきれなかった。。。




今日は、拒めた




これからは、わからない。。。」


健人を見ると、ため息をついている


「なら、離れるな。。。

近づけさせないから。。。?」


「っ。。。


そんなの。。。無理に決まってるよ。。。



だって。。。家族なんだもん。。。

いつだって二人きりにもなれる。。。





私はまだ、拓人を過去に出来ていない。。。




今まで気づかなかった

健人を通して、わかったの。。。

交わるはずのない運命が交わってしまった」


泣きながら話していく私の口をふさいでいく


「何。。。?

運命の人は兄貴だと言うつもり。。。?」


「違っ。。。そんなこと言ってない。。。」


言葉を消して、キスして何も言わないようにしてくり

息が上がるほどキスしていくと、何も考えられなくなる

お互いに何も言わないで、キスだけ交わしていく

息が絶え絶えになると、抱きしめられていく


「帰ろう。。。?」


「うん。。。」


気まづい空気のまま、手を繋いで歩いて行く

健人は、何も言わない。。。

私も何も言わないまま、歩いて行く

静かすぎる家の玄関を開けると、海人が気になった


「海人。。。は?」


「母さんが見てる。。。

美海が出かけてから、母さん達が来たんだ

実家で食事しよう。。。だってさ。。。

今日は、無理だって言ったんだけど、聞かなくて。。。

美海が帰ってくるまでは、海人を預かるってうるさいから。。。

電話するよ」


「そう。。。

迎えに行こうよ?」


海人に早く会いたい私が健人に言うと、健人が私の口をキスでふさいでいく


「迎えに行く?

兄貴のいる家に?」


「っ。。。そういう意味じゃないよ?

海人に早く会いたいだけ。。。」


いつもと違う健人が、怖い。。。


「本当に?

兄貴に。。。


拓人に会いたいんじゃないの?」


健人が、泣きながら私を見る


「違っ。。。




泣かないで。。。?




本当に海人に会いたいだけ。。。」





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