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運命の人
第33章 3年後
そのまま二人で寝てしまった

それ以来、毎日のようにセックスするのではないかと、不安と期待が入り交じっていたが毎日、私を抱きしめてキスして眠るだけだった


月曜日


海人の幼稚園バスを見送って着替えていく

仕事初め

ブラウスにタイトスカートをはいて、ジャケットを着て鏡でチェックしていると、いつの間にか部屋に入ってきた健人が私を見る

ふわりと抱きしめられて耳元で囁く


「約束。。。守って?

信じてる。。。」


「いっ。。。痛。。。」


チクリと噛みながら耳の後ろに吸いついて赤い痕をつけられていく

髪を撫でながら赤い痕を隠していく健人を見る


「ちゃんと守るから?」


「わかってる。。。」


優しくキスしていくと、口角が上がる


「いってきます。。。」


玄関から出ると、ウキウキしていくのがわかる

浮かれてはいけない

スキップしたいくらいの気持ちを抑えながら歩いていく

プラネタリウムにつくと、中には既に誰かいるようだ

そっと扉を開いていくと、暗い

パッと一面の夜空が出てきて思わず見とれてしまう


「わあ。。。


きれい。。。」


キラキラ光る星空がパッと消えて、明かりがついた


「ようこそ?

館長の吉川です

榊 美海さん?」


声のする方を見ると、思っていたより若い男性が立っていた


「榊です

今日からよろしくお願いします」


頭を下げて挨拶していくと、クスクス笑っている


「猫みたいな名前だな?

みう。。。みぃだな?

みぃ、とりあえずコーヒーいれて?」


「え?」


初対面で馴れ馴れしく呼ぶ館長を見る


「給湯室は、あっち

コーヒー飲みながら、仕事の説明するよ

みぃの分もいれてこいよ」


ドカッと、ソファーに座ってパソコンを見ている館長を見る


「早く?」


「はいっ」


威圧感のある声に思わず返事していく

慌てて給湯室に入ると、深呼吸していく


何、あの人。。。?

初対面だよね?

馴れ馴れしくない?

見た目は43~45歳くらいだ

私よりは年上だろうけど。。。

コーヒーをいれながら、後悔してしまう

仕事、早まったかな。。。?


この時の私はまだ知らない

出逢うべくして出逢う相手がいたことに。。。

まだ気づいていない。。。
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