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運命の人
第34章 きっかけ
館長に言われたとおりに2つコーヒーを持っていく

事務所に入っていくと、初めに見た夜空が広がっている

パッと明かりがついて、白い部屋に戻る


「ブラックでいれた?」


「はい。。。」


クスクス笑って口にしていくのを見る


きれいな指。。。

健人の指もきれいだが、この人の指は白くてきれい


「何も言ってないのに、どうしてブラックだと、わかった?」


指に見とれていると不意に質問される


「特には。。。

自分もブラックなので、考えてませんでした」


「そう。。。」


クスクス笑いながら口にしていくのを見ながら自分も口にしていく


「仕事の話しようか。。。?」


手にしたコーヒーを机に置いて館長を見る

私よりは年上だろう

わりとイケメンな感じだ

声もよく通り、スタイルもいい

チラリと指を見ると指輪をしているということは、結婚しているんだろう

初対面から馴れ馴れしい目の前の館長を見る


「まあ、助手だな

呼んだらすぐに来い

受付、電話、適当にこなせばいい

後は、俺が呼んだらすぐに来い

以上だ」


え?


きょとんとしている私を見ると、鍵と携帯を渡してくる


「じゃあ、よろしく

みーちゃん?

俺は館長でいいから?」


指がふれた瞬間、電気が走ったみたいに感じた


「っ。。。」


「っ。。。」


何。。。今の。。。

館長を見ると、館長も私を見ている

きっと私も同じ顔をしている

少し頬が赤い

今の衝撃が何だったか確かめたくなる

引き寄せられるように、お互いの距離が近づいていく


「今。。。

いや。。。何でもない。。。」


何でもなかったように、背中を向けた館長を呼び止めていく


「あのっ?

館長はどこに行かれるんですか?」


あっ。。。


履きなれないヒールがぐらついて、館長に抱きつく感じにこけてしまった

振り向いた館長が受け止めて抱きしめられていく


ドクン。。。


心臓が震える


何。。。?この感じ。。。


体が熱い。。。


「っ。。。」


顔を上げると強く抱きしめられていく

体が震える


「震えてる。。。?」


パッと離れようとするが離れられない


「今。。。

すごく衝撃感じなかった。。。?

心が震えるみたいに。。。?」


「はい」
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