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運命の人
第4章 図書館
違うのは、今日の私が引かないってことだ。。。

堪らなくなり、寝室から出ていく

同じやりとりの言い合いをしたところで、解決はしない

リビングのソファーで眠ることにすると、樹がやってきて怒り出した


「ベッドで寝ろよ?」


「イヤよ。。。

一緒には寝たくない。。。」


初めて言った

今まで、喧嘩しても、寝室で寝ていた

今日は、ラブホテルの件もあり、体が嫌だと拒絶していた


「チッ。。。わかった

俺がソファーで寝る」


「え。。。?」


「勘違いするな?

明日は実家の親達が来るんだ

うっかり、ソファーで寝ていたのがお前だったら、親はどう思うか考えろ?

俺が寝ている分には、酔いつぶれたんだなって笑いに終わるが、お前じゃそうはいかない。。。

最低限の配慮は、しろっ。。。」


涙が流れてしまう。。。

私は、どうして結婚なんてしたんだろう。。。

黙って、起き上がると1人ぼっちの寝室で寝た

1人ぼっちの寝室で寝るより、ソファーの方が心は楽なのに。。。

それさえ、許してもらえない。。。

携帯を見ると、健人からメールがきていた


外はきれいな三日月だよ。。。

0時ちょうどに、一緒に見よう?

同じ時間が過ごせたらいいな。。。


時間を見ると、もうすぐ0時だ

ベランダに出て、月を見ると、きれいに輝いている


同じ時間を過ごせてるかな。。。?


メールを送信した

声が聞きたい。。。

不安定な私は、わがままな考えが溢れてくる

健人。。。逢いたいよ。。。

逢いたくて、堪らない。。。

月を見て、お願いしていく


1日でも早く、健人に逢えますように。。。


家から出られない私は、3日は逢えない。。。

健人の長くてきれいな指が髪をすくう。。。

美海って、愛しく呼んでくれる。。。

早く逢いたい。。。

健人が好き。。。逢いたいよ。。。

もしも、健人の言うように、運命の人だったら。。。

運命の人と結ばれることは、できますか。。。?

こんなに、心が求めているのは、初めてなんです

健人が運命の人だったら、出逢うのが遅すぎたかもしれない。。。

でも、好きな気持ちはごまかせないよ。。。




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