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運命の人
第36章 星見会
「海人はどうするんだよ?

母親が必要なのはわかるはずだろ?

美海、自分ばかりなのも、いい加減にしろっ

確かに愛しあって、出来た子供だろう。。。?

それさえも否定するのか。。。?

母親としては、どうするんだ?」


「っ。。。」


海人。。。

海人はかわいい。。。

ずっと欲しくて堪らなかった子供だ

子供が出来なくて欠陥商品みたいに言われていた私

妊娠したのがわかった時は、すごく嬉しかった

大切に大切にお腹の中で育ててきた

初めて会えた日は、ようやく会えて、とても幸せだった

毎日が幸せだったはずなのに、いつしか色褪せたみたいに感じた

海人との時間は幸せだし、不満はないはずだった

どこから歯車が狂ったのか。。。?

全ての原因は私にある。。。

海人のいない生活なんて。。。考えられない。。。

それなのに。。。一瞬でも手離そうとした

毎日会えないなんて考えられないくらい苦しい


「美海。。。?」


黙りこむ私の顔を覗きこんでくる


「けんちゃん。。。?

私。。。ごめんなさい。。。

海人とは離れたくない。。。」


優しく頭を撫でてくる健人が私を見る


「少し落ちつこう。。。?

俺も酔ってたから、言いすぎた。。。

手を挙げるつもりもなかったんだ。。。」


頬を優しくさわる健人を見る


「いいの。。。私が悪いから。。。


修二は

館長は、初めて会った瞬間にビリッと感じたの

ふれていないのに、近くにいるだけで電気が走ったみたいに感じて心がギュッとなる

どうにかなりたいとかじゃないの。。。

心が体が反応して求めているのは感じてる

好きとかじゃない。。。

うまく言えないけど。。。

どうしたらいいのかもわからない。。。」


わぁっと泣いていくと、スッキリしていく


「美海、落ちついて。。。?

何もないなら、どうして別れたいの?

そんなに、俺は美海を苦しめている?」


優しく抱きしめられていくと、ここが1番安心する場所だと思い知らされていく


「窮屈だったの。。。

ただ自由になりたかった。。。」



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