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運命の人
第36章 星見会
好きな人?

私の好きな人は誰。。。?

修二じゃない。。。

惹かれているし、体は反応して求めているが好きではない

拓人じゃない。。。

拓人は拒みきれないだけ。。。

私って最低だな。。。


クックッと笑いが起こる


「美海。。。?」


泣きながら笑う私を変に思っているのだろう


「私は私が1番好きみたい。。。

ごめんっ」


涙を流しながら笑う私を見てくる


「美海。。。?」


「私。。。

わがままなの

自分勝手なの

ずっと相手に振り回されているように思っていたけど違うみたい

振り回されているように見えて、私はどこか冷めて離れて見てるのよ。。。

きっと、本当に好きになんてなった人はいない

1人じゃ生きていけないから。。。

健人に甘えていたみたい





終わりにしよっか。。。?




私じゃ、あなたを幸せにはできない」


健人は私の腕を離してくれない


「勝手に決めるな。。。?

ずっとずっと好きだったんだ。。。

簡単に手離すかよ。。。

修二って誰だ。。。?

寝言で呼んでた

そんなに好きなの?」


「っ。。。

修二は好きじゃないわ。。。」


「だから、誰?」


健人は本当に修二が誰かわからないようだ


「けんちゃん。。。

隣の部屋にいるよ。。。

修二が

館長がいる。。。」


涙が流れていく


「っ。。。吉川さん?」


「そうよ。。。」


「嘘だろ。。。?

あの人。。。

奥さんとずっとセックスレスで出来ないって。。。

二人目も悩んでたのに。。。」


「だから、健人、私達そういうんじゃないの

あの人は修二は私のことを好きになんてならないし、抱いたりしないわ。。。」


「寝言で呼んでいたくせに?」


「けんちゃん。。。


離婚しましょう。。。?


終わりにしたい。。。」


「海人は?

海人はどうするの?

海人の気持ちは考えないのか。。。?」


「海人はかわいいわ。。。

正直、海人を思えばこそ我慢していたこともたくさんあった

できれば海人を引き取りたいけど、私の立場から言って、難しいのかな。。。?」

パチン

音はしたが、痛くはなかった

初めて健人が私の頬を叩いた瞬間、泣いていたのが見えた



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