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運命の人
第37章 動き出す
たくさん泣いて疲れると寝てしまい、起きたら朝だった

何事もなかったかのような健人と館長夫妻に疑問を感じながら安心していた私がいた

星見会から帰ってからも、変わらない日常があった

仕事は、週に3日に減り修二とも会えないすれ違いの日々が続いていた

体。調子が良くなかったせいもあり気にしていなかった


「美海?

具合、悪い?」


休みの日に座りこむ私に気づいた健人が私に近づいてきた


「大丈夫。。。

風邪かなぁ?

少し、吐き気がして。。。」


私の腕を掴み健人が見てくる



「病院、行こう?」


「大丈夫よ?

薬飲めば。。。?」


「薬飲むな。。。

気づいてるんだろう?

薬を飲んだらダメだって。。。?」


「けんちゃん。。。?」


「生理きた。。。?」


健人は気づいていて聞いている

もしかしたら妊娠しているかもしれない。。。

そう気づいていたけど、認めたくなかった

間違いなく健人の子供だろう。。。


「いつから。。。?気づいてたの?」


「ずっと具合が悪いけど、吐き気や胃が辛そうだったから、もしかしたらって?

俺の子供だろう。。。?」


不安気な健人が私を見る


「さあね?」


ふわりと抱きしめられて耳元で囁いてくる


「俺と美海の子供だよ。。。?」


わかっている。。。

健人としかシテいない

修二の子供なわけがない


「病院。。。行こう?」


健人は、夫婦がこんな状態でも産んでほしいと思うんだろうか。。。?


「けんちゃん。。。?

妊娠してたら。。。怖いの。。。」


「どうして。。。?

俺は嬉しいよ。。。」


ギュッと抱きしめられていくと安心していく

優しくキスされていくのに応えていく

手が服の隙間から入ってくる

胸をさわりながらキスしてくる

嫌じゃない。。。

でも、満足していない

もっと。。。

もっと。。。?

もっとって思うのは、わがままなんだろう。。。


「美海、好き。。。」


ドキドキもする

健人が好きだ。。。

でも、足りない。。。

物足りない。。。


健人を見ると、妖しい顔で私を見る


「また、悪い顔してる。。。」
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