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運命の人
第8章 離婚
勝手に感じてしまう体が憎い。。。

イキそうになるのを必死に耐える


「ぁあっん。。。イヤっ。。。



っ。。。



健人っ。。。」


意識がグラグラする中、つい、健人を呼んでしまう。。。

指が止まり、頬を叩かれた


「っ。。。誰が他の男の名前を呼んでいいと言った?」


一気に体は何も感じなくなる

樹は、私から離れて部屋を出て行った

縛りあげられたまま、動けない。。。

もがいても、動かない手をどうしたらいいのか考える



そのまま、疲れて寝てしまったようだ

目が覚めると、腕は自由だったが樹に抱きしめられていた

怖くなり、離れようとするが離してくれない


「今日から、家を出るな。。。」


「え。。。?」


起き上がると、樹は会社に行く用意をしていく

私は体中が痛くて起き上がれない。。。

顔も痛い。。。

何とか、起き上がり、鏡を見ると、叩かれて腫れていた

体中に痣があり、手首には縛られた痕がある


「顔。。。冷やせよ。。。?」


私にアイスノンを渡して樹は、出かけていった

玄関に続くリビングの扉に鍵の音が聞こえた

樹が出て行ったのを確認して、扉をまわす

鍵を取り付けたようで、扉は動かない。。。

私を閉じ込める気だ。。。

昨日、壁に投げられた携帯は、動かなくなっていた

樹が帰る前に、逃げないと。。。?

どうやって。。。?

今日は月曜日だから、図書館は休みだ

パソコンも、ロックがかかっている

家の電話は使えるようだが、携帯に頼りきりだったせいで、誰の番号もわからない。。。

唯一、わかるのは実家の番号だけ。。。

でも、実家にはかけられない。。。

どうしたらいいのか、頭を回転させていく

どこかに電話さえできたら。。。

電話の下の電話帳を見ると、番号案内が書いてある

健人。。。

設計事務所なら、番号案内されるかもしれない。。。

番号案内に電話して、榊建築事務所の電話番号をつないでもらった

電話のコール音が長い。。。

20コール目で、健人の声が聞こえた


「はい。。。榊です」


「っ。。。健人っ。。。?」


「美海?

大丈夫?昨日、あれから電話繋がらなくて。。。?

心配したんだよ。。。?

俺が軽率に旦那を煽ったんじゃないかって。。。

住所もわからないし、ただ待ってた」
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