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運命の人
第12章 新しい家族
拓人が出て行くと、不安そうなお母さんが私を見る


「美海、時間だけど?

大丈夫?」


「大丈夫よ。。。」



クラクラする拓人の匂いに包まれている


耳が熱い。。。


何とか、心を落ちつかせていく


2回目。。。

2回目の結婚は、失敗するわけにはいかない。。。


お腹を擦っていく

今月は生理が来ていない。。。

自分で検査薬で調べたら、反応ありだった

もしかしたら。。。

もしかしたら、妊娠してるかもしれない。。。

まだ、病院には行ってないから確実ではない

でも、籍を入れて、今夜、健人に打ち明ける予定だった



拓人の匂いが私の思考回路を狂わせてくる



入口に立つと、お父さんが話しかけてくる


「こうして、バージンロードを歩くのは2回目だな。。。?

次は幸せになれよ。。。」


隣で、私を見ないで話していく


「お父さん。。。ありがとう。。。」


扉が開いて、健人が見える

きれいな顔が私に笑いかけてくる

拓人が私を見る目を感じる

ゆっくり歩いて行くと、拓人と目が合う。。。

一瞬、固まりそうになる私の心が揺らぐ

真っ直ぐ、健人を見て歩いて行く

健人の手が私を引き寄せていく


誓いの言葉。。。

健人と見つめ逢うと苦しい。。。


指輪をはめていく手が震える。。。


拓人に見られているせいか、体が反応してしまう


誓いのキス


唇がふれると、健人が耳元で囁いてきた


「緊張してる?」


「っ。。。」


健人を見ると、抱きしめてくれる


「愛してる。。。きれいだよ、美海。。。」


囁きながら欲しい言葉をくれる


「幸せになろうな。。。?」


「っ。。。うん。。。」


すごく幸せに満ちていく

私は健人と幸せになる。。。

大丈夫。。。

健人がいれば、拓人とも接点はない。。。

自分に言い聞かせていく

拓人には、近づかない。。。

もう、過去のはずだ。。。

未来は、健人と生きていくんだから。。。

拓人の匂いに包まれて、健人に抱きしめられている


義兄と義妹。。。


妹になるんだから。。。






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