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姉ちゃんと○○○
第2章 姉ちゃんとふたり暮らし
自分の部屋よりもクーラーの効き具合がいいので、昼間はオナニーのとき以外、僕は家の中ではリビングにいる。

受験生の僕がリビングで勉強していると…

「あ~退屈…」
階段から姉ちゃんの声がする。

姉ちゃんが2階の自分の部屋から出てきたのだ。

そして姉ちゃんはリビングで、僕の背後にあるテレビを点けた。

僕が勉強している場所で、僕を無視するかのようにテレビを点けるなんて…
何て無神経な姉ちゃんだ。

でも、姉ちゃんが僕と同じ部屋にいてくれることが、僕にとってはちょっと嬉しい。


姉ちゃんは別に見たい番組があるわけじゃ無いようだ。

ころころとチャンネルを変える。

そして、姉ちゃんはひとり言のように言った。
「あっ…この番組、姉と弟が愛し合うってドラマの再放送ね」
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