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姉ちゃんと○○○
第24章 姉ちゃんを諦める

「加奈子先輩に彼氏ができて、元カレの修一くんとしては、面白くないってわけね」
明菜さんがそう言って笑う。
「茶化さないでくださいよ」
僕は口を尖らせる。
「それで、どんな人なの? 修一くんから加奈子さんを奪った憎い男は? 修一くんは会ったことがあるの?」
明菜さんは目を輝かせて尋ねる。
明菜さんは悪趣味だ。
この事態を面白がっているように見える。
「柔道をやってる社会人で、名前は高山で…」
ぼそぼそと話し始める僕。
「高山?! 大柄で金髪で、なんか横柄なしゃべり方で、チャラそうでスケベで嫌なヤツでしょ」
「明菜さん…高山を知ってるんですか?」
明菜さんがそう言って笑う。
「茶化さないでくださいよ」
僕は口を尖らせる。
「それで、どんな人なの? 修一くんから加奈子さんを奪った憎い男は? 修一くんは会ったことがあるの?」
明菜さんは目を輝かせて尋ねる。
明菜さんは悪趣味だ。
この事態を面白がっているように見える。
「柔道をやってる社会人で、名前は高山で…」
ぼそぼそと話し始める僕。
「高山?! 大柄で金髪で、なんか横柄なしゃべり方で、チャラそうでスケベで嫌なヤツでしょ」
「明菜さん…高山を知ってるんですか?」

