この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
姉ちゃんと○○○
第25章 姉ちゃんを連れ去る

「ところで、修一はどこの子供なの?」
姉ちゃんが父ちゃんと母ちゃんに尋ねる。
「桃から生まれたんだ」
父ちゃんが答える。
「私が川で洗濯をしてたらね、大きな桃がドンブラコドンブラコと川の上流から流れてきてね…」
母ちゃんが言う。
僕の出生は桃太郎と同じ?!
ギャー、オギャー
拓真のぐずり声で僕は目が覚めた。
僕はソファーで昼寝をしていた。
ベビーベッドに寝ている拓真が話せるはずがない。
僕が桃太郎のはずがない。
姉ちゃんと僕は実の姉弟だ。
僕の送別会のシーンは夢だった。
まだ父ちゃんは帰宅していないし、そもそもまだ日中だ。
姉ちゃんと僕が結婚できるはずがない。
僕はため息をつく。
姉ちゃんが父ちゃんと母ちゃんに尋ねる。
「桃から生まれたんだ」
父ちゃんが答える。
「私が川で洗濯をしてたらね、大きな桃がドンブラコドンブラコと川の上流から流れてきてね…」
母ちゃんが言う。
僕の出生は桃太郎と同じ?!
ギャー、オギャー
拓真のぐずり声で僕は目が覚めた。
僕はソファーで昼寝をしていた。
ベビーベッドに寝ている拓真が話せるはずがない。
僕が桃太郎のはずがない。
姉ちゃんと僕は実の姉弟だ。
僕の送別会のシーンは夢だった。
まだ父ちゃんは帰宅していないし、そもそもまだ日中だ。
姉ちゃんと僕が結婚できるはずがない。
僕はため息をつく。

