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姉ちゃんと○○○
第25章 姉ちゃんを連れ去る

完全に停車した新幹線のドアが開く。
停車時間は約1分間。
4個のボストンバッグを積み込まなければならない。
姉ちゃんが手伝ってくれる。
2個ずつボストンバッグを持って新幹線に乗り込む姉ちゃんと僕。
デッキの床にボストンバッグを置いて、姉ちゃんは言った。
「元気でね、修一」
そして姉ちゃんは降りようとする。
その姉ちゃんの腕をつかんで僕は言った。
「キスしよう」
「えッ?!」
驚いて振り返る姉ちゃん。
「キスしよう」
僕は同じ言葉を繰り返す。
もうこれで姉ちゃんともお別れだ。
最後にどうしても、姉ちゃんとキスしたかった。
停車時間は約1分間。
4個のボストンバッグを積み込まなければならない。
姉ちゃんが手伝ってくれる。
2個ずつボストンバッグを持って新幹線に乗り込む姉ちゃんと僕。
デッキの床にボストンバッグを置いて、姉ちゃんは言った。
「元気でね、修一」
そして姉ちゃんは降りようとする。
その姉ちゃんの腕をつかんで僕は言った。
「キスしよう」
「えッ?!」
驚いて振り返る姉ちゃん。
「キスしよう」
僕は同じ言葉を繰り返す。
もうこれで姉ちゃんともお別れだ。
最後にどうしても、姉ちゃんとキスしたかった。

