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姉ちゃんと○○○
第5章 姉ちゃんと家庭内別居

しかし、父ちゃんや母ちゃんを心配させないため、姉ちゃんはスカイプ通信では明るく振る舞う。
『温泉、どうだった?』
父ちゃんがパソコン画面の中から尋ねる。
「景色は良かったし、料理も美味しかったし、最高だったわ」
姉ちゃんは声を弾ませる。
『修一はどうだった?』
母ちゃんが画面の中から僕に尋ねる。
「うん、良かったよ」
僕は作り笑いをする。
その翌日からも、姉ちゃんは部屋に籠もって、僕と一緒に食事してくれない。
僕はキッチンでひとりで食事を作って、ひとりで食べる。
姉ちゃんはどこかに出掛けて弁当を買ってきて、自分の部屋でひとりで食べているようだ。
これまではどんなにケンカしても、姉ちゃんと僕は一緒に食事してたのに…
寂しい…。
僕は姉ちゃんと一緒に食事したい。
食事しながら、楽しく会話したい。
『温泉、どうだった?』
父ちゃんがパソコン画面の中から尋ねる。
「景色は良かったし、料理も美味しかったし、最高だったわ」
姉ちゃんは声を弾ませる。
『修一はどうだった?』
母ちゃんが画面の中から僕に尋ねる。
「うん、良かったよ」
僕は作り笑いをする。
その翌日からも、姉ちゃんは部屋に籠もって、僕と一緒に食事してくれない。
僕はキッチンでひとりで食事を作って、ひとりで食べる。
姉ちゃんはどこかに出掛けて弁当を買ってきて、自分の部屋でひとりで食べているようだ。
これまではどんなにケンカしても、姉ちゃんと僕は一緒に食事してたのに…
寂しい…。
僕は姉ちゃんと一緒に食事したい。
食事しながら、楽しく会話したい。

