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月夜の時間
第14章 京君の片思い
リビングにはソファーに
賢治が脱いだままのワイシャツ、靴下が
転がっていた。
うわータバコ臭い。
昨日飲んできてたしな。…
何度指摘してもこの有様。
«結婚してからが大変»か…
そんなのどこの家庭も同じじゃないの?
夜七時になり賢治も帰宅。
「おかえりー」
冷蔵庫をあさるなり亜里沙の料理するとこを
チラリと見る賢治。
「また煮物?」
「昼は唐揚げばっか食べてるじゃない。野菜も
たべなきゃー。」
「ま、そだけど。
ワイシャツもアイロンしてねぇじゃん
明日までに頼むよー。」
「忘れてたーすぐやるから。」
ピキっ…忘れることだってあって当たり前。
あー、なんかイライラする。
私、いつから家政婦だったかな?
賢治が脱いだままのワイシャツ、靴下が
転がっていた。
うわータバコ臭い。
昨日飲んできてたしな。…
何度指摘してもこの有様。
«結婚してからが大変»か…
そんなのどこの家庭も同じじゃないの?
夜七時になり賢治も帰宅。
「おかえりー」
冷蔵庫をあさるなり亜里沙の料理するとこを
チラリと見る賢治。
「また煮物?」
「昼は唐揚げばっか食べてるじゃない。野菜も
たべなきゃー。」
「ま、そだけど。
ワイシャツもアイロンしてねぇじゃん
明日までに頼むよー。」
「忘れてたーすぐやるから。」
ピキっ…忘れることだってあって当たり前。
あー、なんかイライラする。
私、いつから家政婦だったかな?