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月夜の時間
第14章 京君の片思い
「珍しいな、亜里沙から呼び出すなんて。」

イタリアンなお店。

京はグラスビールを口に含む。

「だって愚痴聞いてくれるっていったじゃん!」

亜里沙はここ最近 口を聞いてくれる友人が

つかまらないためストレスが溜まっていた。

「相当 痴ありそうだな

付き合ってやるよ。その前に…腹減ったな

好きな物選んでよ。亜里沙は何がいい?」

京はホールスタッフを呼んで頼む。京ちゃん優しいなー。

賢治は私に聞いてこないし。

最近、賢治と外出できてないもんなー。

ピザが運ばれてくると切ってくれた。

「京君って華奢に見えるけど脱いだら

意外と筋肉あるもんねー。」

「ラーメン屋ではTシャツだもんな。

ギャップがあって萌える?」

「萌える!」




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