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月夜の時間
第2章 接近
あまり歩くと迷いそうなので

川の音が聞こえる大きな石に座って

スマホをいじる亜里沙。

パキ…

誰かがこちらへ来る。えーと…

この人はたしか康晴君だ。

救世主だ!

「こんなところでどうしたの?」

「ちょっと外の空気が吸いたくて」

友達がエッチしてて逃げてきたなんて言えないよ。

「亜里沙ちゃんは もう誰かとエッチした?」

「あ…いや…その。」

怖くてできません…とは言えず言葉を探した。

「まだなら 俺にしない?

うまいって言われたことあるし」

えっ?そんなんでエッチしようか決めるの?
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