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輪廻 ∞繰り返されるループ∞
第5章 4月4日
突然、隣にやってきて最初は萎縮したが人当たりの良さそうな人柄にホッとした。
白髪混じりの頭髪を綺麗に流した感じ、いつも笑みをたたえている表情に自分もこんな風に歳を重ねたいと思った。
半歩遅れて出てきたカクテルをグラスを合わせて乾杯する。
透き通ったガラスの響く音が気分を爽快にさせた。
同じつまみを口にして感想を言い合い酒を飲む。
大したことではないのだが、常に1人で食事をしているからか、とても美味しく、楽しく感じた。