この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
輪廻 ∞繰り返されるループ∞
第8章 4月7日
6人でゲームしているから、50000近いリアルがプールに運ばれた。
「風が変わったな。」
「ああ、ビギナーズラックでしょうかね。」
皆が俺に拍手する。
次のベットで、皆がまた一万くらいのリアルを積み始める。
俺も、一万を追加してベットした。
もし、当たればプールから支払われる。痛手はないと思った。
隣の客が玉を投げ入れる。
「さて、君の希望通り、好きな質問に答えよう。」
王が回り始めると同時に俺の目を見ていった。
「では、皆さん自己紹介をお願いします。
俺は悠都、ご覧の通り、此処にくるのも稀で、さらにカジノは初めてです。
管理対象者は3名です。」
「自己紹介なら、好きなことを話せばよいのかな?」
左隣の中年の男性が話し出す。
「好きなことでいいのでは?
ただ悠都氏が話した管理対象者の数は必須にしよう。」
王は全てを仕切っていた。