この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
輪廻 ∞繰り返されるループ∞
第3章 4月2日

リビングからキッチンに行き、冷蔵庫の中身を確認する。

昨日の残り物を出してレンジにかけ、茶碗を出してご飯を盛る。

一般人の食事の支度は面倒だな。

そして、昼食をとった。

食事をするのだから、やはりアンドロイドではない。

食事も出来るアンドロイドは居るが、基本体内に保管し、後で廃棄する手間があるので、
1人でいるのに敢えて食事をすることはないのだ。

それならば、コンセントにソケットを差し蓄電することを優先するはずだ。

アンドロイドということは考えられない。

だけど、どこか御幸じゃない。御幸らしくない。

御幸なら昼食は必ずテレビの前のソファーに座り、『3R』のニュースがないかチャンネルをカチャカチャ変えながら食べる。

なのにこの御幸は、キッチンのカウンターでテレビを背にして食事しているのだ。

今朝の御幸と親父のやり取りのように、どこか御幸らしさがないのだ。

早送りして、親父が帰って来たところから見る。
親父ならすぐに違和感に気付くだろう。

酔った親父が帰宅する。
御幸が親父の後ろに回り、腕を支えて連れてきてソファーに座らせた。

/380ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ