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輪廻 ∞繰り返されるループ∞
第4章 4月3日
深雪の溢れる胸をかき集めて抱きたい。そう思ったのだ。
他の場所の割に細い腰に手を回して支え、動かしていく。
俺の肩に手を回して揺れる体を支える深雪は俯いて照れていた。
「ねえ、顔をあげて。」
あげた顔は上気したからか照れているからか赤く、目が潤んでいる。
もっと掻き乱したくなり、背を反らせて腰で打ち上げていった。
「ああっ…奥まで、悠都のが、きてる。」
「ああ、深雪も締め付けてきて凄いよ。
本当にいいの?」
僕はもう一度確認する。
「はい、悠都様との今日の証が欲しいのです。
悠都様との子供が…
私はそのために存在するのですから…」
深雪にキスをして、念願の乳房を掴み、律動を激しくしていく。
子を宿したいという奇特な彼女にほだされてなにも考えていなかった。
ああっ…ああっ…だめっ…もういっちゃう…
震える彼女の最奥に、欲望をすべて解き放った。
彼女を抱えあげて二人でベッドに横たわる。
そして労るように、彼女の髪を撫でた。
「あの…俺は…」
「悠都様…わかっています。何もおっしゃらないで…
悠都様が恋人やパートナーを欲していないことは、わかっておりますので…」