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第4章 4月3日

食事をしながら思うのは、深雪とのこと…
そして栄養補助食品とバーチャルで簡素な食事をする優翔のことだった。


俺は、優翔をつまらない奴だと思っていた。
つまらない奴には変わりないのだが、俺はどうなのだろうか？と思うと優翔とさして変わりないのではないかと思ったのだ。

選民だからそれが使命と思い込んでいたが、管理対象を観察しバーチャルすることが仕事とはどういうことなのだろうか…

プログラミングされた日課をこなし、後は好きに過ごすだけ…