この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
実録!出会ってみた人妻!
第15章 嘘つきあやな(25)
隣の席のサラリーマン風のおっさんが、訝しげな表情でワタシ達を見ていたわ。
「あやな、テッペイさんのこと好きになっちゃいそう」
ワタシは、前置きなしに本題を切り出したの。
隣のおっさんが派手に咳き込んだわ。
テッペイは口を一文字にギュッと閉じ、しばらく私の顔を指差しながら黙り込み…そして言った。
「待って、オレ今めっちゃドキドキしてる」
嘘かホントか分からない男よ…。
「待って待って、これって告白?」
「真面目に聞いてよ。あやなは本気やで」
テッペイは、少し考えてから、小さな声で言ったわ。
「…イマから部屋行ったらあかん?」
「なんで?」
「好きって言われたら、興奮してきた」
テッペイはテーブルの上で腕を組んで、俯いていたわ。
隣のおっさんに、テッペイの声は聞こえたかしら。
「いやいや、好きになるかもと言ったんであって、まだ好きとは言ってないで?」
テッペイはもうすでに、席を立っていたわ。
「いいや、部屋行ったら好きになる。オレのトリコになっちゃうでェ!」
隣のおっさんは、呆気にとられた顔で、テッペイの背中を見送っていたわ…。
「あやな、テッペイさんのこと好きになっちゃいそう」
ワタシは、前置きなしに本題を切り出したの。
隣のおっさんが派手に咳き込んだわ。
テッペイは口を一文字にギュッと閉じ、しばらく私の顔を指差しながら黙り込み…そして言った。
「待って、オレ今めっちゃドキドキしてる」
嘘かホントか分からない男よ…。
「待って待って、これって告白?」
「真面目に聞いてよ。あやなは本気やで」
テッペイは、少し考えてから、小さな声で言ったわ。
「…イマから部屋行ったらあかん?」
「なんで?」
「好きって言われたら、興奮してきた」
テッペイはテーブルの上で腕を組んで、俯いていたわ。
隣のおっさんに、テッペイの声は聞こえたかしら。
「いやいや、好きになるかもと言ったんであって、まだ好きとは言ってないで?」
テッペイはもうすでに、席を立っていたわ。
「いいや、部屋行ったら好きになる。オレのトリコになっちゃうでェ!」
隣のおっさんは、呆気にとられた顔で、テッペイの背中を見送っていたわ…。