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第16章 グッバイかいと(45)

　ワタシはつくづく思うの。
　営業マンって、常に暇そうにしてるけど、一体いつ仕事してるのかしら…って。




　テッペイは宣言通り、昨日あれからマジでシャワーを浴びなかったのか、身体が臭ったわ。

　昨日この部屋で汚した身体で窓のカーテンを開け広げて、窓際にワタシを押し倒すの。


「無理無理、向こうのマンションの人に見えるからやめてや」


　手足をジタバタさせて抵抗しても、テッペイはお構いなしにワタシの服を剥ぎ取るの。　

　さっきターリーズで見せた照れた顔はなんだったのか…
　あれは別人だったのかしらって思うくらい、大胆に。



「オレに抱かれるまではカイトカイト言うてたくせに。
　コロッと鞍替えする淫乱なあやなちゃんのイキ顔を、向こうの奥さんに見てもらおうや」




　レイプみたいに押さえつけられて、バタバタ抵抗してるのに無理矢理ちんこを挿入されて…


　ワタシは最高に興奮しちゃったわ。




「そんなにオレのちんこが気持ち良かったん？
　岩本さん、きっと泣くで。クズみたいな女やな」



　ワタシの首を手でギュッと押さえつけながら、テッペイはそんなことを言うの。



　かいとのことを考えたら、気持ちが揺れたわ…。