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第6章 危険な弟ソウマ（22）

　ダンナが友達と泊りがけの釣りに出掛けた晩。



　ショウイチと飲みに行ったワタシは、もちろん名前は出さずに、ついついかいとのことをショウイチに愚痴ってしまったわ。


　ついつい飲み過ぎて…目覚めたらワタシはラブホのベッドの上…
　正確には、ショウイチの膝の上に居たの。


　不倫相手と上手く行かなくて、記憶を無くすまで飲んでセフレを襲ってるとかマジ人生終わってんな…と虚無ったわ。

　　

　虚無るワタシを、ショウイチは気にもしていない様子で、しばらくゲームしてたわ。



　じきに、ショウイチはゲームしながら、スマホをいじりだしたの。