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実録!出会ってみた人妻!
第6章 危険な弟ソウマ(22)
「自分、姉貴がいて、あやなさんと同い年なんすよ」


 ランチ営業してる海鮮居酒屋で。
 ソウマは人懐っこい笑顔で、明るく語ったわ。
 


「自分が中2のとき、お母さんが姉貴だけ連れて出てって。
 昨日の結婚式で、久しぶりに姉貴に会いました。
 あ、姉貴の結婚式だったんすけどね。
 ホテルに帰ってアプリを開いたら、
 あやなさんとマッチしてたから、嬉しくて…運命感じたっていうか…」



 店を出てから、ソウマはワタシに、




「姉ちゃんって呼んでいいすか?」




 って尋ねてきたの。


 ん?ってなったわ。



 返答に悩みながら無言で歩いていたら、ワタシの手の甲が、たまたまソウマの手の甲にコツンと当たったの。
 そうしたら、ソウマはそのワタシの手をギュッと握ったわ。




「いいっすよね?」




 ソウマは人懐っこく笑うと、あたりを見回してから、腰をかがめて…



「姉ちゃん…」

 


 って言って、ワタシにキスしてきたの。




 悪い意味でドキドキしたわ。




 
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