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小さな灯りを消さないで…
第1章 500円の命
私のおちんちんをジッと見てて、

「ほんとに処女?」

わからないから、頷いた。

「疑って、悪かったな。」

おじさん、頭を撫でてくれたんだけど、なんか頭の奥がチクチクしてきてた。

おじさんが、帰ると入れ違いにお母さんが帰ってきた。

「さぁ、香織。今日は、ご飯食べにいこーね。」

変な声でお母さん喋ってたけど、頭が痛いのは治らなかった。

「うん…。」

『明後日には、お兄ちゃんが帰ってくる。』

カレンダーで、日付を確認して、お母さんの後について言った。

「ほら、香織。どれがいい?」
「なんでもいい。」

疲れてあんま食欲ないけど、それでもハンバーグを食べた。

家に帰る頃には、頭の痛みがちょっと楽になって、お風呂でいっぱいゴシゴシ身体を洗った。

起きたら朝になってて、お母さんは居なかった。

もう1回寝ようとしたら、この間のおじさんが、入ってきた。

「お母さん、いま…」
「知ってる。金は、渡してあるから。」

ガサッ…

「これに着替えろ。直ぐに出かける。」
「はい。」

この間のとは、また違う感じの服が入ってて、またおじさんの前で着替えた。
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