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小さな灯りを消さないで…
第1章 500円の命
「鍵、持ってくるの忘れちゃったから…。おうち入れない。」

そのまま外に出しとく訳にも行かず、部屋に入れジュースを飲ませた。

「今日、学校あったんだ。登校日?」
「うん。出来た宿題出してきた。」

香織ちゃん、服も頭も汗でビショビショ…

「お風呂、入る?」
「んー、でも…」
「大丈夫だよ。服なんて、すぐ乾くだろうし。汗でビショビショだよ?」
「お母さんに言わない?絶対に…」

なんでそこまで必死に言うのかわかった…

「…。」
「ね、この痣って…。えっ?これ、ヤケド?」
「香織が、お母さん達の言う事聞かなかったから…」

『丸くて小さいヤケドは、たぶん煙草だ。お母さん達?これって…。』

疑う事しか出来なかった。

「言わないで…。言ったら…また…」
「わかったよ。言わないから、さっ、シャワー浴びといで。」

そう促し汗で濡れた服を洗濯機に入れて、回し始めた。

「はぁっ、サッパリしたぁ!」

香織ちゃん、バスタオルを巻いて出てきた。

「今、洗ってるから、これ着てて。」

新しいTシャツだが、香織ちゃんがき着るとブカブカで、それを着てウロウロしてた。

「ほら、ジッとして。乾かしてあげるから。」

昔よく母さんがやってくれたように、ドライヤーを使って、香織ちゃんの髪を乾かして、元のように髪を結った。
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