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小さな灯りを消さないで…
第1章 500円の命
「なんで?お兄ちゃんは、香織の事が嫌いなの?」

泣きそうな顔で見るが…

「そうじゃない。そうじゃないんだ。」

どう言ったらわかるのか、俺ですら上手く言えなかった。

「じゃ、なに?sex?」
「…。」

衝撃な発言…

「知ってるの?」
「んー?わかんないっ!」

『知らなくて、いいって。まだ!!あの母親、頭どーかしてる!!』

「sexって、気持ちいいの?おじさん、前に言っ…」

その先を聞くのが怖くて、抱き締め唇を塞いだ。

「だめだ。そんな事しちゃ。」
「…。」

自分でもよくわからないなにかが、俺をそうさせた…

「お兄ちゃん?」
「香織ちゃん…」

どれ位そうしていたのかわからないが…

「あ、お母さん帰ってきた!」

小さく玄関を開ける音がした。

「帰る…。お兄ちゃん、ありがとう。」

香織ちゃんは、ニコニコ笑ながら帰っていった。


この時、俺がもっと気付いてやればあんな悲劇は起こらなかったかも知れない…

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