この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター
さて、話を戻して。
その他の取り組みとしては、世界観と同じで過去三年分のコンテンツに登場したヒロインの類型を全部調べて書き出しましたね。
メイドと巫女さんが意外と多かったのには驚いた。まだ流行っていたのか、と。
女性向け作品だと俺様彼氏とかワンコとか、そんな感じの類型でしょうか。眺めてるとトレンドも掴めますよね。
で、世界観とは逆に、多いタイプのキャラは逆に敬遠してやめときました。
深い考えはなく、少ないもののほうが目立てるかな、と。
ただ、調べたキャラクター類型から感じ取った、レーベルで許容される範囲は超えないようすることだけは絶対条件にしてました。
7つの投稿作の中で一番きわどい所に投げた球は『透明犯罪捜査官 美荻野凜々香の非日常』でした。
レーベルコンセプトが「強いヒロイン」だといっても、変身ヒロインや女騎士みたいなのが中心の、ファンタジー度が高いレーベルだったので。
捜査官ヒロインもいなくはなかったのですが、その場合は「非現実的」あるいは「超常的」なアイデアが必須ということがラインナップから読み取れた。妖怪を捜査するとか、催眠術師と戦うだとかそんなの。
そこで「透明犯罪」という「透明人間による犯罪」を捜査する女捜査官というキャラクター設定にしたというわけです。