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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター

そして6作品を書いていくうちに自然と落ち着いていったやり方は……

「絶対に必要なものを書き出す」やり方でした。
言い換えると「絶対に必要なものを書き出す法」という技術(言い換えれてない><)。


字数を意識していたせいでしょうね。

たとえば『透明犯罪捜査官 美荻野凜々香の非日常』では、こんな感じ。



透明犯罪についての説明

警視庁にその専門捜査チームがあることを説明

凜々香とその部下である彼氏の登場

凜々香の自宅で恋人同士の愛のあるセックス

彼氏が凜々香に透明ドラッグを飲ませて二人で透明セックス

彼氏が昔、妹との間に犯した過ち(セックス)

署内での凜々香のシャワーシーン(オナニー)

寝ている間に謎の透明な侵入者に犯される凜々香(睡眠姦)

彼氏にねだられて屋外の人前で透明セックスする凜々香

彼氏に言われて透明なまま屋外放尿する凜々香

警察署内で透明なまま露出プレイ

彼氏に裏切られ、別人に犯されてしまう凜々香

透明ドラッグの時間が切れ、公衆の面前で全裸を晒して絶頂する凜々香

以上。

起承転結もへったくれもない、ただの「見たいシーン」の連なりですね。
そして、見どころシーンに「3千字」とか書き添えてボリューム調整してました。

とにかく絶対必要なのはエッチなシーンだろ、と。
で、余った字数と相談しながらそれらを繋いでいく。エッチ以外にできるだけ字数を使わないで済むように考えながら。

ぶっちゃけ、これでだいたいOKなのである。
書けるし、ボリュームコントロールもできる。

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