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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター
そっかあ、小説って別に四段構成じゃないもんね! フリーダムだもの!
それを無理やり四段にしようとする行為なんだよ。予め「起承転結」と書いてしまうのは!
そんな出発点から物語を展開させようとしたらおかしくなるに決まってるんです。
四段で収まる話なら問題ないですけど。
もともとは四行詩をコントロールしているので、短いものにはハマります。
四コマ漫画とか、ショートショートとか、ブログのコメントとか、ちょっとした作文には使えます。お手軽に展開に起伏ある内容がつくれる。
第二章の末尾で書いたプーさんとスナフキンのショートも、よく見たら「起承転結」になってんですよね、でもそれは、「起承転結」はまったく意識してなくて、単に二人のキャラを「辻褄合わせ法」で動かしていたらああなったというだけ。結果として「起承転結」だっただけ。
とはいえ、とにかく短いものには効果が絶大なことがある。小論文なんかもいいでしょう。
でも、冷静に考えると「それが絶対」みたいなのはおかしい。
だってさー、よく論文なんかの書き方であるじゃないですか、こーゆーの。
起 問題を提起します
承 さらに問題を発展させます
転 視点を変えてみます
結 結論を述べます
「なんで途中で視点なんか変えなきゃいけねーんだよ!」っていうか「最初に結論言えよ! それからその理由でいいじゃねーか!」って気になりませんか? ちょっと強引?
別に起承転結を否定するわけじゃないけど、少なくともそれに囚われる必要はないのかなーと。