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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター
■概要
★シーン1 ―美荻野凛々香の日常―
6p
透明ドラッグ――カメレオンの保護色のように、人体を周囲の景色に紛れさせ姿を見えなくする錠剤が出回り、それを使った透明人間による犯罪が頻発する世の中。警視庁はそれら透明犯罪を専門に扱う透明犯罪捜査課を設置した。その捜査官、美荻野凛々香はある日、恋人であり同僚の多賀瑠偉人に、マンネリ解消のためにと懇願され、鑑識から持ち出した透明ドラッグを飲んでのセックスを許してしまう。
シーン2 ―多賀瑠偉人の非日常―
4p
瑠偉人が凛々香を透明プレイに誘ったのは、実は脅迫されてのことだった。
3年前、実の妹である春名に誘惑され犯してしまった過ち。以来、瑠偉人は警察官となってからも、そして凛々香という恋人ができてからも、ズルズルと春名との肉体関係を持ち続けていた。その禁断の濃密な情事を隠し撮りした動画をネタに、謎の人物から脅され、指示を受けていたのである。
凛々香に相談することもできず、瑠偉人は一人苦悩する。
シーン3 ―都議・酒倉の非日常―
3p
都議、酒倉徳二への事情聴取後、課長に呼ばれた凛々香は新たに設けられる捜査二課への転属を告げられるが、それは同時に酒倉の担当から外されることも意味していた。
政治的圧力の疑い、そして瑠偉人の挙動不審……心のモヤモヤを払うため、署内の柔道場で汗を流す凛々香。
練習後、シャワーを浴びる凛々香の傍らには、透明ドラックで姿を隠した謎の男が潜んでいた。
シーン4 ―円拓の非日常―
2p
特殊工作任務部隊に所属する自衛官、円拓。
透明ドラッグが自衛隊の研究開発によるものという事実の隠ぺいのため、凛々香をスケープゴートとする。それが上から彼に下された任務だった。
透明人間となって凛々香を監視しながらも、卑劣とも言える任務に納得しているわけではない拓だったが、就寝する彼女の肉体を前に自制心を失くし、意識のない凛々香のアナルを弄んでしまう。