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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター

しかし――と、エミルは思う。
コロンブスの卵はそんなことじゃないと。

▼(魅力)新キャラ登場、ってか何これ小説だったの?(笑)
▼(謎・ミステリー)そんなことじゃないってどういうこと?


あのとき……卵を立ててみろ言ったそのとき、彼は考えなかったのだろうか「もし、誰かが卵を立ててしまったら?」と。

そんなことになったら、その後どうするつもりだったのだろう?

▼(魅力)ハハハ、なるほどね!


いや、考えもしなかったに違いない。エミルは、自分の偉大さを信じて疑わないコロンブスの、その強固な意志が羨ましかった。自分の他には出来る者などいないというその自信が、彼に新大陸を発見させたのだ。

▼(謎・ミステリー)どうしてエミルは羨ましがっているのかな?


ワイバーン(飛竜)が高い声で鳴き、目的地に近づいたことを知らせた。その背に騎乗したまま、思いにふけっていた少年騎士は、頬にずっと受けていた風の冷たさに再び気づいた。

▼(魅力)ってぅおぃっ! ファンタジーかい! びっくしたわ!(笑)

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