この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第6章 世界観とキャラクター
しかし――と、エミルは思う。
コロンブスの卵はそんなことじゃないと。
▼(魅力)新キャラ登場、ってか何これ小説だったの?(笑)
▼(謎・ミステリー)そんなことじゃないってどういうこと?
あのとき……卵を立ててみろ言ったそのとき、彼は考えなかったのだろうか「もし、誰かが卵を立ててしまったら?」と。
そんなことになったら、その後どうするつもりだったのだろう?
▼(魅力)ハハハ、なるほどね!
いや、考えもしなかったに違いない。エミルは、自分の偉大さを信じて疑わないコロンブスの、その強固な意志が羨ましかった。自分の他には出来る者などいないというその自信が、彼に新大陸を発見させたのだ。
▼(謎・ミステリー)どうしてエミルは羨ましがっているのかな?
ワイバーン(飛竜)が高い声で鳴き、目的地に近づいたことを知らせた。その背に騎乗したまま、思いにふけっていた少年騎士は、頬にずっと受けていた風の冷たさに再び気づいた。
▼(魅力)ってぅおぃっ! ファンタジーかい! びっくしたわ!(笑)