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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第7章 あなたに似た人
でも、そーじゃなくて、自分の立てたプロットじゃないものを「執筆だけ」することによって、何かわかることがあるかなーという発想でのことでした。
とりあえず「リライト」という言葉で、知り合いになった方々にちょっと声をかけてみた。
案の定……難航^^;
あまり固執せずに他の事もやろうと考え、もうひとつ、「あとがきを先に書いてから本編を書く」というスタイルの連載も企画しました。
『RyuKa -(心をあげる リライト)』
まずこれが、待てば海路の日和ありで、ひょんなことから叶った念願のリライト企画。
プロットに関する作業を原作に頼ることで、他の事に脳の容量を振り向けられるということがわかりました。
たとえば、このとき学べたのは前述もしました「伏線」についての考察。
この作品の中には、ヒロインがビルから飛び降りるシーンがあります。
ところが、その舞台であるガラス張りの社長室にヒロインがやって来た時に、ガラス窓の描写やなんかをしているとどうもスピード感がない。(最初から最後まで緊迫感が持続するシーンでした)
そこで、この社長室を舞台とする別のシーンを事前に設けて、後にヒロインが飛び降りることになる窓の様子をそこで先にしておくという工夫をしました。