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第8章 ダイレクト・パブリッシングについて

■書店名：アマゾンキンドル
サービス名：ＫＤＰ（キンドル・ダイレクト・パブリッシング）

電子書籍にハイライトを引いてユーザー間で共有できる機能が面白いと思った。
実用書が強そうな印象。
ユーザーが多い。私のダイパブ本が一番売れたのはここだった。

ロイヤリティが三種類ある。

変動　キンドルアンリミテッド（読み放題）の場合。
　　　読まれたページ数などで月々変化する。
70％　ＫＤＰセレクト（アマゾンの独占販売）。
35％　通常のキンドル本ロイヤリティ。（他店でも販売可）

海外企業のため登録手続きがややこしい。
ちょっとハードル高いかな。

エロ、アダルト作品はいちいち表紙が非表示状態にされちゃうので購買者からすると検索するのが大変面倒くさい……と思っていたのですが、やはりユーザー数がそもそも多いというのは強いのかもしれません。

私は通常の35％の設定で利用しました。


■書店名：ブックウォーカー
サービス名：ＢＷインディーズ（同人誌・個人誌出版）

ライトノベル系が強い印象。
サイトが実店舗を意識したデザインになっていて親しみやすい。

ロイヤリティは50％。

登録手続きなどはとても簡単。わかりやすい。
カドカワという誰でも知っている出版社が運営という所が強みか。

小説投稿サイト「カクヨム」との連動企画があったり、ダイパブに対する野心を一番感じました。

小説投稿サイトやそのユーザーを巻き込みながら時代を変えていく気がしていますが……そのへんの考察なんかもしたくて利用させて頂いてます。


■書店名：楽天Kobo
サービス名：KWL（コボ・ライティング・ライフ）

本に設定した価格によって自動でロイヤリティが変動します。
低価格本はロイヤリティが下がります。書店の利益確保のためでしょうね。
楽天らしい堅実な感じの料率設定で面白い。

45％　約300円以下の本
70％　約300円以上の本

登録手続きは簡単だったんだけど、そのあとに来る通知メールが全部英文……＞＜
確かこの会社、社内公用語が英語でしたっけ？

私、社員じゃないんですけど……。なんかの間違い？

楽天ポイントでお買い物ができるのも特徴。


※ロイヤリティやサービス内容はどんどん変わっていくと思いますので、利用の際は各サービスの公式サイトでご確認下さい＞＜