この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
■スケジュールの内容を書こう
線の一方の端はスタートです。
逆の端がゴールです。
四つに区切った各区間をスタート側から順に、「作戦」「プロット」「初稿」「二稿」として下さい。
以下、コンテスト応募をこの流れで進める前提で話をします。
■「初稿」へ時間を割り振る
まず、絶対に必要なのは「初稿」の執筆時間ですね。これがないと原稿完成しない。
お守りにしてあったコンテストの応募要項を取り出して「最低原稿枚数」を再度確認しましょう。公式サイトで最新の情報を見て変更がないかも念のためチェックしておきましょう。
そしてまず、最低原稿枚数を書ききるのに自分が何時間かかるかを算出してください。執筆時速はすでに把握していますよね?
その上で、先ほど片隅に書き留めておいた「あなたが使える時間」の中から「最低原稿枚数を書ききるのに必要な時間」+「心つけ」の合計時間を引いて、「初稿」の欄に割り当てます。
「心つけ」は「うーん、執筆速度から算出した時間だけだと足りないかもなー」とか「書きたい作品が最低原稿枚数以上になると思う」という場合に付け足します。そういうのが不明なら「心つけ」はとりあえずなしでOK。あとで判明してから足せばいいです。
残り時間どれぐらいありますか?
ゼロ、もしくは足が出ちゃった、テヘペロという方は、このコンテストをあきらめるかどうか検討してください。
諦められない場合は、「あなたが使える時間」を増やすしかないですね。
早起きするとか、幼稚園の送り迎えを姑さんにお願いするとか、有給を投入するとか。何か工夫を。