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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
■その他の三区分にも時間を割り振る
以下に四区分の各段階でする作業を記します。
それを参考に残りの三つの区分にもその残った時間を割り振ってください。自分の判断で好きに割り振って良いです。あとからいくらでも調整すればいいのだから。
★作戦
コンテストの受賞傾向や、主催レーベルの調査、どんな作品を書くべきかの分析と考察、取材調査などに使う時間、また自分自身を知る時間。
最終的に「作品のコンセプト」ができあがったらプロットへ進む
★プロット
コンセプトに基づいて、作品の世界観やキャラクター、あらすじを決める。
目的は「コンセプトに沿ったストーリーを構築する」
あらすじが最初から結末まで一通りできあがったら、コンセプトに照らして問題ないか確認する。納得いくまでそれを繰り返してプロットが完成したらいよいよ執筆開始!
★初稿
プロットに基づいて原稿を埋める。
目的は「とりあえず原稿を埋めてしまう」こと。
面白いかどうかなどは考慮しない。書いている文が多少おかしくてもその場では直さない。後で見つけられるよう「★」とかそんな記号を打つぐらいに留めて、ガリガリ原稿を進める。
コンテストの「最低原稿枚数」の条件をクリアし、プロットで決めた結末に到達したら完成!
★二稿
原稿の修正作業。
目的は「原稿のクオリティを高める」
冒頭シーンでちゃんと読者を引きつけられているかのチェック。
時間に余裕があれば、読者が離脱できなくなる(作品に完全に引きずり込まれる)と想定しているゾーンまで牽引できているかをチェックする。
文章が正しいか、もっと面白くできないかなどをチェックする。
伏線を追加できないか検討する。
より効果的なエピソードを盛り込む。
最終的なコンセプトとの整合性のチェック。