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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
■作戦を立てるときに注意すること
教員に応募する前に私が何をしていたかというと、カレー屋さんでバイトしてました。時期的にはリアルレベル7か8ぐらいの頃ですね。
短期のバイトを転々とやって、そろそろ自信もつきはじめてという頃でしょうか。
ゲームだとレベル10という何か区切り的なものの目前でけっこうモチベーションが高まる頃。
そのカレー屋さんで私はスキルマスターに出会いました。
ゲームやったことのない方に説明しますと、スキルマスターは、プレイヤーに新しい技を教えてくれるゲーム内のキャラ。師匠的な存在ですね。
ゲームのスキルマスターは凄いです。
一定レベルに到達していれば無条件で、あるいはお金を払うと――パララララッパパーン♪ それだけで今迄できなかった超必殺ウルトラミラクル技を使えるようにしてくれるのです。
スキルを憶えると凄いです。
鷹を飛ばして敵を攻撃したり、死にそうになっている味方全員を一瞬で元気ビンビンに回復させたり、剣から火を吐いてすべてを焼き尽くしたり、街から街へワープできたりするようになるのです。
めっちゃワクワクするんですよねー、新スキル取得って♪
スキル増えるとジョブチェンジもできたりして「うおー次はバーサーカー(狂戦士)やってみよー」とか。