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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
■世界観とキャラクター

何故、ブレストの話から入ったかと言いますと、プロットのときにありがちなのが「さーあやるぞおー」と意気込んで机に向かってノート広げたもののさーぱりなんにも書けない。鉛筆ピクリとも動かない。なんだこれ。ごめんねなにも思い浮かばない。こんなんで小説なんか書けるのか?

んで、「自分が小説書けないのは、デビューできないのは、勉強が足りないからだ」と思い立って、一念発起、書店で諭吉崩して文学大全集とかお買い求めになった挙句、読み始めて最初の数行でもう眠くなってこりゃいかんいかんワイと眠気覚ましにモンハンでひと狩り気分転換のつもりが朝まで遊んじゃってアワワワワ、んで、布団入って出てきたらもう日曜の昼過ぎじゃねーか! とか。

そーいうことがあるからなんですよね。

これって脳の動かし方を知らないで机に向かうからなんですよね。

机に向かってウーンってやれば脳が勝手に動いてくれる。

「そんな馬鹿な!」とあなたの脳さんがツッコミ入れてきますよ!

脳さんだって人間だもの。なだめたりすかしたりしてあげないと動かない。飴とムチが必要なんですよね。

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