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第9章 コンテスト受賞作の作り方

すると、「なにこれめっちゃ気持ちい～ん！　はっあ～ん♪」という感じで最後まで読み抜ける。

あなたもそんな幸福な読書体験をしたことがないだろうか？

あなたが大大大だ～い好きな作品、もし誰かがケナそうものなら、クサそうものなら、ソイツの自宅に押し掛けて庭に植木鉢を一個余分に置いといてやりたくなるようなそんなオキニの作品はたいていそんな仕掛けになっているかと思うので、何度も読み返したり書き込みを入れながら研究をしたりするといい。

ひとつ注意点を書いておくと、「共感」ばかりに目を取られ過ぎると思考停止に陥るかもしれないということた。まず、「共感」とはなんぞやということを考えてから、あるいはときどき足を止めて再考察しつつ、研究することが大切だと思います。