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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

ですが、それはしょーがない。私がそういう選択をしたんだもの。
話題性よりはデビュー優先。まずプロの世界に飛び込む、あとのことはそれから考える。
だれの責任でもなくて自分の責任。それに賞なんてデビューしてからでも獲る機会はある。
自分で勝手に賞を上げてもいい。自分でコンテスト開催して←
受賞うんぬんの宣伝文句はないけれど、本の帯には編集部様が一生懸命考えてくれたキャッチがコピーライティングされている。
別に私のことだけを考えて作られたコピーじゃない。本を売るため出版社のため、そして適切な読者に届くように読者のために考えて考えて考えて考えられたキャッチコピーがそこにはある。
本屋さんには無数のそんな帯たちが並んでいます。
電子書籍とはそこが違う。なんだったらその書店の店長さんや店員さんが、出版社と同じように、その本に関わる様々な人たちのために考えて考えて考えて考えに考え抜いたポップが添えられている。
そう、ちょっと息抜きに外に出て、本屋さんに足を運んでそーいうのを見て、自分が書き上げた作品がそーなってる姿をイメージします。
「そうすると夢が叶う」
……とかそーいうオカルトじゃなくてね。

