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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

お金をかけるってことは、そこが見せ場にならんでどーするということ。
格闘ゲームで言ったら、必殺技だったり、超必殺技だったり、勝ちゼリフや勝利ポーズだったり。ユーザーはそれを自分の操作で好きなだけ作り出せる。開発側はゲームバランス以上にそこにお金をかけて爽快感を高めようとする。ありとあらゆるリソースを投入する。
本物の格闘家に取材したり、ライター、プログラマー、デザイナー、ゲームデザイナー、モーションデザイナー、テクスチャーデザイナー、3Dモデラー、CGレンダラー、ボイス・アクター、モーション・アクター、スーパー・バイザー、モーション・キャプチャー、ラックス・スーパー・リッチ・シャイン・モイスチャー。ブチ込めるモノは全部ブチ込んで泡だらけになっちゃって「誰だシャンプー混ぜた奴、どんな判断や!」となる程に。
挿絵の入るシーン以外にも勿論見所というのはありますが「見せ場っていわれても><」という初心者はここから入るのがよいかと(「見所ぐらい自分でわかるワン♪」という方は自分のやり方で判断してね!)
「挿絵の数の分だけ、自分の作品には絵になるシーンがあるか」これをちゃんと数えたい。
なければ足す。
多すぎるなら引いてもいい。
引いて浮いた分の字数で、別の見せ場を強化したほうがいいかどうか検討する。
一番いいのはプロット時にちゃんとそこまで計算することですが「執筆しているうちにノッてきて思いついちゃった」みたいなこともありますからね。
エロラノベの場合は見所というのはハッキリしていて(それがこのジャンルの良い所)、エッチなシーンがそれにあたります。一般だと色々だと思いますが、人気出そうなキャラのカッコイイシーンとか、壁ドンなんかの美味しいシチュとか、そんな感じではないでしょうか。

