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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

この映画の場合、つまり、シコシコ。観客はそこにハートをグッと掴まれているわけだから、そこはハズしてはいけないということになる。
三時間シコシコし続けるわけだから、バリエーションが必要になる。起伏もだ。
人間は前に経験した快感よりも、次は大きくを求めるもの。
だから基本は小から大へと配置する。
最初はフツーに片手でシコッてたのを、次は両手、その次は自分の口でやってみようとして失敗する。そこで女にやらせることを考え付いて彼女つくって手コキ。挿入を求められてもおためごかしで誤魔化して次はフェラ。すっげぇ気持ちいい。アナルに指挿れてもらって前立腺……あたりがクライマックスか。
こんな風にちゃんと、前の快感よりも大きな快感になっているか、それが大事。
ひとつの波が起きたら、次の波は高く。その次はもっと。
波というのは頂点の前後に上りと下りがあるから波がある。
それもきっちり作ってやる。

