この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

オチなんてなくても話は終わる。
それぐらいに考えておいた方がいい。
でないとオチのためにストーリーを考えるようになってしまう。
読者が一番見たいのはオチじゃなくて見所のほうであるにも関わらず!
「オチが考え付かないから話が進まな~い><」なんて本末転倒だ。
進めりゃいいのだ。原稿用紙を埋めるのだ。
埋めたら最後に「俺のスケベライフはまだまだ続きそうだ♪」とコピペして終わらせりゃいい。
私はそれで初稿を提出する。
何故か。
さっさと初稿を終わらせて、その間に「キレ」を考えるためであ。。
「キレ」というのはオチではなく、別の概念である。
「なんのためにオチがあるのか?」ということを考えたとき「それは読後感のためである」という結論を得た。
ひとつの物語を読み終えた時、どんな気持ちで本を閉じて欲しいか?
そこのところをコントロールするためにオチはある。

