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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方
▼異世界
基本は「現実世界」に対しての「ファンタジー世界(ゲーム系)」として描かれる。
でも多分、こうじゃなくてもいいような気がする。
「読者にとっての馴染みのある世界」に対しての「そうじゃない世界」ってのがキモのような気がする。
さっきの考察で引っかかったんだけど、「生き生きした毎日」を送りたいってやつ。「絶望」とワンセットで思い浮かんだ考えなんだけど、これを当てはめてみるとさ。
「現実世界(絶望)」「異世界(生き生きとした毎日)」こんな配置になると思うんですよ。
だから、仮にこれを逆転させても、このジャンルの方程式は成立するんじゃない?
「異世界(絶望)」「現実世界(生き生きとした毎日)」
こういうこと。
ほら、これでも『異世界転生チートハーレム』って気がするじゃん。まあ厳密に言えば『現実世界転生チートハーレム』なんだろうけど、そこは亜種とか亜流ってことで。
「絶望」と「生き生きとした毎日」の対比、隔絶が提示できていればこのジャンルの物語って言えるということを発見したね。